【付録】カーボンクレジット・サステナビリティ関連・重要用語集 A to Z

はじめに

この連載を通じて、私たちは、非常に多くの、専門用語に、出会ってきました。

この最終回に、寄せて、これまでに登場した、特に、重要な、キーワードを、アルファベット順の「用語集」として、まとめました。

あなたの、知識を、整理し、いつでも、参照できる「辞書」として、ご活用ください。

重要用語集 A to Z

A
Additionality(追加性):クレジットの収入がなければ、そのCO2削減プロジェクトは、実施されなかった、と言えるかどうか、という、品質の、最重要基準。

Adaptation(適応):避けられない、気候変動の、影響に対して、社会や、生態系を、調整し、被害を、最小化する、取り組み。

AFOLU (Agriculture, Forestry and Other Land Use):農業・林業・その他土地利用。NCS(自然を基盤とした解決策)の、主要な、プロジェクト分野。

B
Baseline Scenario(ベースラインシナリオ):CO2削減量を、計算する際の、基準となる「プロジェクトが、なかった場合の、排出量予測」。

Biodiversity(生物多様性):生態系、種、遺伝子の、多様性のこと。

カーボンプロジェクトの、重要な、コベネフィットの一つ。

Blended Finance(ブレンデッド・ファイナンス):公的資金を、呼び水として、民間の、開発投資を、促進する、資金調達手法。

Blue Carbon(ブルーカーボン):マングローブ林や、藻場など、海洋生態系によって、吸収・貯留される、炭素。

C
Carbon Neutral(カーボンニュートラル):CO2排出量を、オフセットなどにより、差し引き、ゼロにすること。

CCB Standards (Climate, Community & Biodiversity Standards):Verraが、管理する、土地利用プロジェクトの、コベネフィットを、認証する、追加基準。

CDR (Carbon Dioxide Removal / 炭素除去):大気中から、CO2を、物理的に、取り除くこと。

植林や、DACなど。

Co-benefits(コベネフィット):CO2削減に、加えて、プロジェクトが、もたらす、社会・環境への、副次的な、便益。

CORSIA (Carbon Offsetting and Reduction Scheme for International Aviation):国際航空の、CO2排出を、規制する、ICAOの、オフセット制度。

CSV (Creating Shared Value / 共通価値の創造):社会課題の、解決を、通じて、経済的な、価値を、創造する、という、経営戦略。

D
DAC (Direct Air Capture / 直接空気回収):技術を、使って、大気中から、直接、CO2を、回収する、炭素除去技術。

Double Counting(二重計上):一つの、CO2削減量が、複数の、目標達成のために、二重に、数えられてしまうこと。

Due Diligence(デューデリジェンス):投資を、行う際に、その、対象の、価値や、リスクを、事前に、詳細に、調査すること。

E
ESG (Environment, Social, and Governance):企業の、価値を、評価する上で、考慮すべき、環境・社会・ガバナンスの、3つの、非財務的な、側面。

ETS (Emission Trading Scheme / 排出量取引制度):政府が、排出量に、上限(キャップ)を、定め、企業間で、排出枠を、売買する制度。

F
FPIC (Free, Prior and Informed Consent):先住民族など、地域コミュニティの「自由で、事前の、十分な情報に基づく同意」。

プロジェクトの、社会的な、正当性の、ための、重要な原則。

FSC (Forest Stewardship Council):持続可能な、森林経営を、認証する、国際的な、森林認証制度。

G
GHG Protocol (Greenhouse Gas Protocol):温室効果ガスの、排出量を、算定・報告するための、国際的な、標準規格。

Scope 1, 2, 3の、分類を、定める。

Greenwash(グリーンウォッシュ):環境に、配慮しているように、見せかける、欺瞞的な、行為。

I
IFM (Improved Forest Management / 改善された森林管理):持続可能な、森林経営を、通じて、森林の、炭素蓄積量を、高める、プロジェクト。

Insetting(インセッティング):自社の、サプライチェーンの、中で、CO2削減プロジェクトを、創出・支援する、取り組み。

L
LCA (Life Cycle Assessment / ライフサイクルアセスメント):製品や、サービスが、原料調達から、廃棄までの、全生涯で、環境に、与える影響を、評価する手法。

Leakage(リーケージ):プロジェクトの、影響で、その、範囲外で、かえって、排出量が、増加してしまう、現象。

M
Mitigation(緩和):温室効果ガスの、排出削減や、吸収源の、対策を、行い、気候変動の、進行そのものを、緩やかにする、取り組み。

MRV (Measurement, Reporting, and Verification):CO2削減量を、測定・報告・検証する、一連のプロセス。

クレジットの、信頼性の、根幹。

N
NCS (Nature-based Climate Solutions / 自然を基盤とした解決策):自然の、生態系の、力を、活用して、気候変動に、取り組む、アプローチ。

Net Zero(ネットゼロ):バリューチェーン全体の、排出量を、科学的根拠に基づき、90%以上、削減した上で、残りを「除去」クレジットで、中和すること。

SBTiが、厳格に、定義。

P
Permanence(永続性):除去・貯留した炭素が、大気中に、再放出されず、永続的に、隔離され続けるか、という点。

Puro.earth:炭素除去(リムーバル)技術に、特化した、先進的な、カーボンクレジット・レジストリ。

R
REDD+:開発途上国における、森林減少・劣化に、由来する、排出の、削減、及び、森林保全の、取り組み。

Registry(レジストリ):クレジットの、発行・取引・無効化を、記録・管理する、公的な「登録簿」。

Resilience(レジリエンス):変化や、衝撃に対して、しなやかに、適応し、回復する「強靭さ」。

S
SBTi (Science Based Targets initiative):企業の、CO2削減目標が、科学的根拠に、基づいているかを、認定する、国際イニシアチブ。

Scope 1, 2, 3:GHGプロトコルが、定める、企業の、温室効果ガス排出量の、分類。(1:直接排出, 2:間接排出(エネルギー), 3:その他間接排出(サプライチェーン))
T
TCFD (Task Force on Climate-related Financial Disclosures):企業の、気候関連財務情報の、開示を、促す、国際的な、タスクフォース。

TNFD (Taskforce on Nature-related Financial Disclosures):企業の、自然関連財務情報の、開示を、促す、国際的な、タスクフォース。

V
Verra:VCSプログラムを、運営する、世界最大の、カーボンクレジット認証機関・レジストリ。

Vintage(ヴィンテージ):CO2の、削減・除去が、実際に行われた「年」。

クレジットの、品質評価の、一要素。

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